2022年05月

丹波篠山「デカンショ祭」が3年ぶりに開催されることが発表されました。

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毎年8月15、16日に兵庫県丹波篠山市で開かれている県内最大の民謡と踊りの祭典「丹波篠山デカンショ祭」について、市や商工会、観光協会などでつくる同祭振興会は16日、感染対策を講じながら3年ぶりに通常開催を行う方針を固めた。
 同祭は、「デカンショ、デカンショで半年暮らす」の歌詞で知られるデカンショ節に合わせて踊る県内最大級の祭典。例年、2日間で約8万人が来場する。過去2年間は、オンライン配信を活用するなど通常とは違う形で開催していた。
 露店を半分にするほか、会場内ではアルコールを提供しない。
丹波新聞2020年5月16日記事より)
(であい・ふれあい・まなびあい 青山歴史村スタッフ)


いま、桂園舎前の「菖蒲(あやめ)」が
開花して見ごろを迎えています。
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菖蒲といえば「いずれ菖蒲か杜若(かきつばた)」と
むかしから見分けが難しい例えにされます。

院政時代、鵺を退治した源頼政は、鳥羽上皇より褒美に
菖蒲前(あやめのまえ)という美女を賜ることになった。
興を催した上皇は、頼政に菖蒲前を十二人の
美女のなかから見つけ出すように命じた。その時

五月雨に 沢べのまこも 水越て
 いづれあやめと 引きぞわづらふ

どの人も美しく見つけるのが難しいと詠んだことに由来するとか。
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確かに、菖蒲・杜若、そして花菖蒲(はなしょうぶ)は
いずれもアヤメ科の植物でよく似た花を咲かせます。
それぞれの花の見分け方を調べてみますと
菖蒲は、山野の乾いた土地に生え、4月下旬~5月中旬に開花
杜若は、水辺や川辺などの湿地に生え、5月下旬~6月上旬に開花
花菖蒲は、水はけの良い湿地に生え、5月上旬~5月中旬に開花

加えて、下のイラストのように
あやめかきつばた花しょうぶ
左から:菖蒲(あやめ)・杜若(かきつばた)・花菖蒲(はなしょうぶ)
それぞれの花弁の付け根に明確な違いがあります。

いまが見ごろの「菖蒲」、源頼政の古歌に
込められた 華やかな戸惑い を感じるのも一興では。

また、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は・・・」と
美人の姿を形容する俗謡の一節「立てば芍薬」の「芍薬」も
庭の一角にボタン科らしい優雅な花を咲かせています。
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青山歴史村では、季節季節に咲く花々が皆様をお出迎えします。
職員一同、ご来館をお待ちしております。

(であい・ふれあい・まなびあい 青山歴史村スタッフ)

ところで、端午の節句の「菖蒲(しょうぶ)湯」に用いられる
菖蒲はサトイモ科の植物でアヤメ科の花菖蒲とは別物です。

本日、令和4年5月5日㈭子どもの日限定企画で篠山城下周辺に甲冑武者が出没します。
出会った方は、気軽に声をかけて記念撮影をしてくださいね。

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(であい・ふれあい・まなびあい 青山歴史村スタッフ)

丹波篠山市立青山歴史村内の丹波篠山デカンショ館内ではお祭りの雰囲気を味わっておいただこうと縁日の催しをしております。
輪投げ・射的・魚釣り・駄菓子販売といった夏の楽しみをここに来ればいつでもご体験いただけます。
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このGWにご家族おそろいでお越しください。

(であい・ふれあい・まなびあい 青山歴史村スタッフ)

丹波篠山市青山歴史村ツツジが満開です。

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(であい・ふれあい・まなびあい 青山歴史村スタッフ)

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